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専門家に聞いてみた!肩こり痛対策コラム

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専門家に聞いてみた!
肩こり痛対策コラム

Volume 4

肩こりなどの健康リスクを軽減!
最強のデスク環境を作ってみよう

長時間にわたりPCと向かい合うデスクワーク。同じ体勢で座り続けなくてはいけないため、肩こりなど体には相当な負担がかかっています。肩こりなどの原因にもなる体の負担を軽くするデスク環境を作ることはできないものか……。そこで、まずはツールを見直すべく、ガジェットに詳しいライターの武者良太さんにPCツールの最新事情を教えてもらいました。

人間工学をもとに設計されたキーボード&マウスが疲労感を軽減

武者さんによると、最近は人間にとって自然な動きや状態での操作を目指す「人間工学」を取り入れた、キーボードやマウスが続々と登場しているとのこと。それらは、一般的な製品とどのような点が異なるのでしょうか。

「キーボードやマウスは、手先の動きが肩などの筋肉に大きな影響を及ぼします。具体的には、手首を内側に寄せれば寄せるほど、また曲げれば曲げるほど、手首から肩への筋が張ってしまい、疲れにつながってしまうとされています。人間工学にもとづいた製品は、手首から肩への筋をどれだけ伸ばさずに操作できるかという観点で作られています」(武者さん)

PC作業に欠かせないキーボードやマウスで、疲れにくいものがあるなら、見直してみたいところ。というわけで、武者さんにオススメ製品を紹介してもらうことにしました。

キーボード

Sculpt Ergonomic Desktop(マイクロソフト)

Sculpt Ergonomic Desktop(マイクロソフト)

「分割キーボードのレイアウトが特徴で、手首と前肘を無理のない位置に保てます。キーボードの手前にはクッションパームレストを配置し、手首を保護。キータッチが柔らかく、少ない力でタイピングできます」

Natural Ergonomic Keyboard 4000(マイクロソフト)

Natural Ergonomic Keyboard 4000(マイクロソフト)

「マイクロソフトのベストセラーとして知られる製品。腕、手首、手を自然なポジションに置けます。キーの沈み込みが深いため、タイプに力が入ってしまう人でも疲れにくい傾向があります」

Matias Ergo Pro for Win(ダイヤテック)

Matias Ergo Pro for Win(ダイヤテック)

「完全なセパレート型のキーボードで、手から腕にかけての筋への負担を軽減できるよう、その人に合わせてキーボードを配置できます。しかし、機能キーをコンパクトにまとめているため、ユーザーによって使用感に差があります」

※英語配列のため、一般的な日本語配列のキーとは配置が異なる部分あり

マウス・トラックボール

Sculpt Ergonomic Mouse(マイクロソフト)

Sculpt Ergonomic Mouse(マイクロソフト)

「クリック、ホイール部分が右外側にラウンドしていることが重要なポイント。一見すると、通常のマウスと変わらないようなデザインですが、親指部分が大きくくぼんでいます。これは手と手首を正しい位置に保てるようにサポートするため。マウスの角度や高さも緻密に計算されており、手首への圧迫を減らしてくれます」

ケンジントントラックボールマウス(ケンジントン)

ケンジントントラックボールマウス(ケンジントン)

「大径ボールによって、親指、人差し指、中指を使って緻密なコントロールができます。手首を固定した状態でマウス操作ができるため、手首の疲労軽減にもつながります。また、マウス動作のためのスペースも必要なく、指だけで操作できるので、腕への負担も少ないとされています」

マッドキャッツ ラット9マウス(マッドキャッツ)

マッドキャッツ ラット9マウス(マッドキャッツ)
※Mad Catz、およびMad Catzロゴは、Mad Catz Inc.の登録商標

「6個のボタンと3つのモードを搭載しており、最大18個の機能を瞬時に呼び出すことができます。よく利用するショートカットキーを登録しておけば、マウスを握ったまま操作ができるので、キーボードとマウスを行き来させる動作を減らせます。また、全長、全幅、高さなどを自分にフィットするようにカスタマイズもできます」

いずれも人間の体を研究しつくして開発されたものばかり。しかし、武者さんいわく「服にS・M・L、シューズは0.5cmごとにサイズが用意されているように、すべての人にとって最適だという製品はありません」とのこと。確かに、自分にとってどんなツールがベストなのか、実際に使ってみないと分からないものです。

最先端PCツールの使い心地はいかに!?

そこで、筆者が上記ツールのうち、比較的すぐに使いこなせそうなキーボード「Natural Ergonomic Keyboard 4000」と、マウス「Sculpt Ergonomic Mouse」を試し、一般的なキーボードとどのような違いがあるのか検証してみることにしました。

「Natural Ergonomic Keyboard 4000」と、マウス「Sculpt Ergonomic Mouse」

この2つのツールを使って、デスクワークを開始。4時間ほど座ったままの状態で、原稿を書いてみます。

デスクワークの様子

「Natural Ergonomic Keyboard 4000」はユニークな形状で、スペースキーなどが通常のキーボードとは異なるサイズ感。最初は慣れない配置のキーボードに違和感がありますが、徐々にこれまで使っていたツールとの違いを感じるようになりました。一番大きな違いは、腕と肩の張り。たとえば、一般的なキーボードで「ぐ=gu」と打ち込もうとすると、左手人差し指と右手人差し指の間隔は1cmほどになってしまいます。

一方で同製品は、左手と右手が自然と離れた状態で操作することになるため、指の間隔が比較的開いた状態になります。そのためか、腕から肩にかけて萎縮せず、とてもラクにタイピングが行えました。また、パームレストのクッションも弾力がちょうど良く、手首の疲労感も軽減されたように感じました。

「Sculpt Ergonomic Mouse For Business」はマウスを手でしっかり包み込んだ状態で操作するので、手の動きが安定します。手がより自然な位置をキープできているからか、指の動きもとてもスムーズです。ホイールボタンもちょうど中指の位置にくるため、指を置き換えることなく画面をスクロールできます。ちなみに、筆者の手のひら(中指の先端から手首の付け根)は、だいたい20cm程度ですが、これよりも小さい人だと少し大きく感じるかもしれません。

使いこなすにはまだまだ時間が掛かりそうですが、短時間の作業でも一般的なキーボードとマウスとの違いを充分実感することができました。これで、最強のデスク環境が整った!……と満足するのはまだ早いかも。いくらハードのスペックが良くても、PCに向かっている本人の姿勢が悪ければ意味がありません。

デスク環境の改善で肩への負担が格段に変わる!

というわけで、人体のつくりに詳しいKIZUカイロプラクティックの代表院長・木津直昭先生に、デスクワーク時の理想的な姿勢について教わることにしました。

そもそも、デスクワークで肩こりになりやすいのはなぜなのでしょうか?

KIZUカイロプラクティック 代表院長・木津直昭先生

「人間の頭は真っ直ぐな状態では5kg、前かがみでは3倍の15㎏、真下を向いての作業は5倍にもなると5kgくらいの重さがあるといわれています。が、真っ直ぐな状態の背骨の上に頭が乗っていれば、肩や首に大きな負担はありません。ただ、PC作業はどうしても体が前傾してしまうので、お尻が椅子の上ですべったり背骨が曲がったりした上に頭が乗りがちです。そうなると、肩周りの筋肉だけで頭の重さを支えることになるので疲労が溜まり、肩こりにつながります。ひどくなると、脊椎や神経を圧迫して頭痛などいろいろな障害が起きやすくなるのです。そこで、ディスプレイの高さや椅子に工夫を加えるなどして、頭が背骨の上に乗った姿勢を保てるような環境を整えることが望ましいでしょう」(木津先生)

そこで、木津先生がおすすめするデスク周りの環境は、次のイラストの通り。

木津先生がおすすめするデスク環境

ポイントは、体が前傾になることを想定して、あらかじめ椅子の上にバスタオルを置いて傾斜を作り、骨盤を立たせること。ちなみに、バスタオルはお尻を圧迫し続けてしまうので、途中で抜いてお尻を開放することも大切だとか。また、バスタオルを背中と背もたれの間に入れて、姿勢を保つのも良いそう。さらに、膝の角度は90度から95度にすると、しっかりと足で地面を支えることができるため、正しい姿勢を取りやすくなります。足を伸ばしすぎると太ももへの圧迫が強くなりむくみの原因にもなるとか。

「そもそも座りっぱなしは体にとって良くないこと。意識的な立ち歩きやストレッチも欠かさないでほしいです」と、木津先生。

正しい姿勢はもちろん、体の作りに配慮したアイテムを取り入れたり、デスクや椅子にちょっとした工夫を加えたりすることで、肩への負担を軽くしていくことを心掛けてみましょう!

(末吉陽子+ノオト)

取材協力

武者良太さん
武者良太さん

ライター歴はマイコンBASICマガジンから数えて29年目。ギズモード・ジャパンを始め、紙媒体ではオーディオ機器専門ライターとしても活動中。名前を出さない形でも企業のメールマガジンやPRサイト、オウンドメディアの取材・記事執筆を担当。元Kotaku Japan編集長。

木津直昭先生
木津直昭先生

KIZUカイロプラクティックグループ代表院長。1992年に東京・日本橋で開院、以来20年以上にわたりグループ全体で約25万人以上の患者が来院。一般・企業向けの「座り姿勢」や「歩き方」のセミナーなどを定期的に開催し、姿勢の重要性についての啓蒙活動にも力を入れる。

セルフメディケーション税 控除対象このマークのついた製品は2017年1月施行のセルフメディケーション税制(医療費控除の特例)対象製品です。更に詳しくはこちら

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